JACET中部大会(6/8/96)シンポジウム「ネットワーク利用の言語学習と教育−可能性と課題」ハンドアウト(尾関)

ネットワーク時代の教育と研究:脱組織のすすめ

尾関 修治
中部大学国際関係学部
ozeki@clc.hyper.chubu.ac.jp
http://langue.hyper.chubu.ac.jp/ozeki/

研究者・教育者をつなぐネットワーク

  1. 教育情報・研究情報交換のためのインターネット利用
    1. 新鮮な情報
    2. いつでもどこからでもどこででも
    3. 研究グループの垣根が消える
    4. 隣の同僚より遠くの他人
    5. 研究活動の形態の変化
  2. 電子メール、メーリングリストとWWW
  3. 学会をベースとしたネットワーク
    1. TESOL
      • 参加者11,953人、95か国。
      • 91年春開始。
      • 分野別メーリングリスト(TESL-L他)とアーカイヴ
    2. IALL
      • メーリングリスト(LLTI)とソフトのアーカイヴ
    3. JALT
      • JALTCALL:自由参加のメーリングリスト。94年秋開始。参加者数293名。
      • (非公開):SIG運営者連絡用メーリングリスト
      • (非公開):機関誌(The Language Teacher)編集スタッフ連絡用メーリングリスト
      • (非公開):Executive Board連絡用メーリングリスト。
      • JALTホームページ:http://langue.hyper.chubu.ac.jp/jalt/
    4. JACET
    5. LLA
      • LLA-CONF:自由参加のメーリングリスト。94年秋開始。25名。
      • LLAホームページ:http://langue.hyper.chubu.ac.jp/lla/
  4. ネットワークから生まれた研究グループ
    1. ハイパーメディア研究会(HWG)
      • 93年秋開始。会員制。語学教員が中心。68名。
      • 94年秋からメーリングリスト化。
      • 各種学会での研究発表、シンポジウム、ワークショップ。
    2. net-lang
      • HWGから派生。137名。
      • 95年夏開始。自由参加。
      • インターネットと語学教育についての議論。
    3. eflj
  5. 研究活動の形態の変化
    1. 学会とは何か
      • 研究を促進するための活動
      • 学会そのものを維持するための活動
    2. 研究・教育情報の公開

学習者をつなぐネットワーク

  1. インターネット利用教育の現状
  2. 教室の壁がなくなる・学校の壁がなくなる・国境がなくなる

ネットワーク社会と教育

  1. 学ぶこととは何か
  2. 教育はどう変わっていくのか
  3. 教師の役割とは